船井電機が倒産

大阪・大東市が本社の「FUNAI」ブランドの液晶テレビなどを販売する船井電機が、東京地裁より破産手続き開始の決定を受けました。

破産手続きの開始決定を受け、全従業員およそ2000人が解雇となったようで、負債は、ことし3月末時点で、およそ460億円に上るということです。

最盛期には、3500億円を売り上げた中堅AVメーカーで、数年前までアメリカのテレビ市場で日本メーカーとして最大のシェアを誇っていたのですが、残念ですね。

近年、中国製品などとの価格競争に敗れ販売が低迷し、業績が悪化していたところ、創業者の船井哲良氏が2017年に死去してからは、多角化を目指して脱毛サロンを買収するもすぐに売却するなど経営も混乱しており、脱毛サロンチェーン運営会社のネット広告代金の未払いについて、親会社が連帯保証を行っていたことを広告会社が明らかにしたことによって、グループ全体に信用不安が拡大。立て直しの見通しが立たなくなったことから今回の破産手続きの開始決定に至ったようです。

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